

アマゾン熱帯雨林とは、南アメリカアマゾン川流域に大きく広がる、世界最大面積を誇る熱帯雨林です。アマゾン熱帯雨林の面積の70%はブラジルにあります。
アマゾンには、世界に残されている数少ない手つかずの原生林がひろがっています。そして、地球上で最も生物多様性が豊かだと考えられているアマゾンには、およそ6万種の植物、1,000種の鳥類、300種以上の哺乳類が生息しているといわれています。
しかし、原初に存在していたアマゾンの熱帯雨林のうち、50%はすでに失われてしまいました。
1970年代以来、木材産出のための伐採や産業用の植林への転換、鉱山業、道路建設、森林火災などのために破壊され続けてきたのです。
現在、残されている熱帯雨林にとって最大の脅威となっているのは、商業伐採です。
世界自然保護基金(WWF)は、2030年までに、最大でアマゾン熱帯雨林の60%が破壊され、この影響で二酸化炭素の排出量が555億トンから969億トンに増える可能性があることを報告しました。
そんなアマゾンですが、今でも、新しい樹種や生物が発見されることが多い地域です。そして、先住民族の人々を含めた約2000万人がこのアマゾンの熱帯雨林に依存して生活しています。
この熱帯雨林が、食べ物や住居のみならず生活に必要な道具や薬草などを人々に提供し、又、生活している人々の文化や精神的安らぎの基盤にもなっているのです。
また、アマゾン川流域のジャングルの真っ只中にある人口140万人の大都市であるマナウスは、19世紀後半のゴムブームにより発展し、一時は世界のゴムの80%を供給していました。現在は一大産業都市、自由貿易港、アマゾン観光の拠点となっております。
観光の中心は、動植物の生態を観察するジャングル探検ツアーで、セスナ機による観光もできますので、ジャングルツアーなどで、我々人間にとって、何が必要で、何を守らないといけないのかを考えながら、生のアマゾンを楽しく体験していくと良いのではないでしょうか。
2010年3月 1日登録