

リュクサンブール公園は、カルチェ・ラタン地区に広がる、パリで最も美しい公園のひとつです。
25ヘクタールもの巨大な敷地内にはリュクサンブール宮殿を据え、幾何学的なフランス式庭園の花壇には四季折々の花が咲き乱れ、美しく配列されたマロニエ並木は夏は新緑、秋は紅葉と、季節ごとに絵のような美しさがあります。
また、庭園のあちこちに、合計100以上の彫像、記念碑、噴水があります。
中央の緑地の周りには、歴史上のフランスの王妃と女性の聖人の像が20ほど、台座の上に立っていて、この中には、フアナ3世 (ナバラ女王)、ブランシュ・ド・カスティーユ、アンヌ・ドートリッシュ、ルイーズ・ド・サヴォワ、アンヌ・ド・ボージューのものもあります。
さらに、リュクサンブール公園の南端、「マルコ・ポーロの庭」に、1874年「天文の泉」が作られました。 この泉は1867年、Avenue de l'Observatoireの開発に伴って設置されました。
ブロンズ製の泉は、4人の彫刻家の作品をあらわしています。 ルイ・ヴィユモは大の周りのガーランド・フェストーン(花飾り)を彫り、ピエール・ルグレンは十二宮の帯と、内側の球体と外の輪の部分を彫りました。 動物を得意とする彫刻家エマニュエル・フレミエは、8頭の馬、海亀、水を噴き出す魚をデザイン。 ジャン・バティスト・カルポーは、もっとも重要な4人の女性の裸像を彫刻。この女性像は地球を支えており、アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各大陸を象徴しています。
また、どこを歩いても美しいこの庭園は、親子連れ、犬の散歩をする人、ジョギングをする人、ベンチで本を読むこの界隈のソルボンヌの学生など、色々な人の憩いの場となっています。
気候のいいときにはサンドウィッチなどを買ってきて、ランチタイムを過ごしている人もよく見かけます。
パリの人たちにとっては都会生活の中の、ほっとする一時を過ごせる場所になっていると思います。
2010年6月28日登録